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ヘルペスの感染経路は?強い感染力を持つので接触やウイルス感染したモノには注意

2020年01月09日
落ち込んでいる男性

ヘルペスに感染してから症状が出るまでの期間は、一般的に3日?7日が多いと言われています。しかし無症状で何ヶ月も何年も過ごしてしまったり、症状が出ても軽いために検査や受診をしないまま時を経る方も少なくありません。

HSV-1の感染経路は、主に口と口の接触です。口腔内・口唇・その周辺の皮膚・唾液などを通して伝染し、感染を引き起こします。性器に伝染する時は、口と性器の接触によるケースが多いです。口と口の接触は必ずしも性的なものとは限らず、同じスプーンなどを共有するだけでも起こり得ます。

特に炎症を起こしている時は感染力が最大になっているため、感染部位との接触、あるいは接触した物の共有をすることで伝染する可能性がとても高くなります。ただし、表面的に無症状でも内部ではウイルスが増殖して感染力が高くなっていることも少なくありません。

疑わしい症状が少しでも現れた時には検査を受け、ヘルペスかどうかをハッキリさせましょう。そうであった場合は症状が治まってからも、他者へ伝播させないよう日頃から注意してください。伝播させない心がけは自分が他の感染症にかかるリスクを減らすことにも繋がるため、やるに越したことはありません。

HSV-1によるヘルペスは小児期に養育者から伝染することもありますが、分娩時に母体から新生児に伝染するケースもあります。近年は妊娠の検査や検診をする時に感染症の有無を確認するため、ヘルペス感染が確認された場合は投与などで事前対策を行います。その医療的対策により、分娩時に起きる新生児への伝染は稀なことになりました。

問題視されているのは、母体が妊娠後期の頃に初回感染を起こした場合です。母体の初回感染は新生児への伝染リスクが最大になると言われており、時に致命的な結果に繋がることが報告されています。妊娠中は身体的変化から免疫力に懸念が生じるため、体調管理を穏やかな心で行うことが理想です。

主に性器ヘルペスの原因になるHSV-2の感染経路は、その殆どが性的接触です。性器表面・その周辺の皮膚・ただれが起きている部位・感染者の体液に接触すること、またはそれらが触れた物に接触することが感染経路となります。表面的に症状が出ていない状態でも性器や肛門の皮膚から伝染するため、いつでも安全な性行為を心がける必要があります。

HSV-2は1型と同様に分娩時に新生児へ伝染した事例もありますが、医療的対策の成果としてその率は低減しています。問題視されることも同じで、妊娠後期に初回感染した場合は新生児にも健康リスクが生じる可能性があります。母体と子供の体に生じるリスクを可能な限り減らすために、関係者は適切な工夫や努力を心がけましょう。

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